よしかず君へ その1 登山靴選びにはクランポン優先の方法もあると思う
ご存知の事も多いでしょうが、自身が経験しての事も記しますので我慢して読んで下さい。
alpinism a moment of climbing a mountain
黄色、赤色、青色の靴です
クラス分けをすると
黄色←冬靴(断熱材が入っている)
赤色←厳冬期以外のスリーシーズン(縦走可能)
青色←トレッキング、軽登山
◼️縦走用と日帰り用の違いは主にソールの硬さ
〜ソールが硬い〜
【メリット】
・重い荷物を背負っていても疲れにくい
・依って縦走など長い距離も行ける
【デメリット】
・重たい
・ソールの減りが早くなる
〜ソールが柔らかい〜
【メリット】
・軽い、動きやすい
・滑り難い気がする
【デメリット】
・重たいザックに耐えられない
・依って日帰り
◾️黄色←冬靴
【特徴】
・3〜5,000mの雪山にも行ける
・厳冬期に使える(吹きっさらしOK 雪に埋もれるOK)
・断熱材が入っている(夏場には履けない)
・クランポン装着用のツメが爪先と踵に付いている
・コバが爪先と踵に付いている靴には
ワンタッチクランポンが装着可能
セミワンタッチクランポンの装着不可能
◾️赤色←厳冬期以外のスリーシーズン(縦走可能)
【特徴】
・3〜5,000mの山に行ける(雪に埋まり続けるのはNG)
・厳冬期以外なら残雪期も行けるので使用頻度が高い
・クランポン装着用のツメが踵のみに付いている
・コバが踵のみの靴には
セミワンタッチクランポンの装着可能
ワンタッチクランポン装着不可能
◾️青色←ハイキング、トレッキング用なで割愛
〜ワンタッチクランポン〜
【メリット】
・歩行中にズレにくい
・脱着がラク
【デメリット】
・つま先と踵両方にツメが付いている靴は、冬用の靴に限られてしまうので、雪の有無に迷った際に冬靴出発が余儀なくされる
・スリーシーズンの靴用にセミワンタッチクランポンも欲しくなるw
【備考】ツメが踵のみに付いている冬靴もある
〜セミワンタッチクランポン〜
【メリット】
・スリーシーズン用の靴にも装着可能なので
突如現れた残雪、急な雪や岩場の際に対応可能
・雪の有無を心配する時間が減る
・靴選びのバリエーションが増える
【デメリット】
・ズレやすい(ワンタッチ式に比べて)
・靴選びのバリエーションが増えて悩むw
◇まとめてみる
・雪山登山には冬用の靴が必要だ
・好きなブランドの冬靴を選んで、その靴ありきで進める
e.g.コバが踵のみの靴ならば、セミワンタッチクランポン
e.g.コバが両端にある靴ならば、素直にワンタッチクランポンか?
又は、汎用性を考慮してセミワンタッチクランポン
・いや、雪の量を心配するのは面倒なのでセミワンタッチ対応の靴にする
・おいおい、俺を誰だと思ってるんだ?
冬靴も3シーズン靴も、クランポンもワンタッチ、セミ、全て買うよ
と、なるわけだね。
つづく